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ドメーヌ エミリアン ジレ Domaine Emilian Gillet

本拠地 : クレッセ村
代表者 : ゴーティエ・テヴネ
所有畑 : 合計 約10ha

URL :  Domaine Émillian Gillet 

当主のテヴネ家は文献を紐解けば15世紀まで遡ることができる家系です。代々ワイン造りと石の切り出しを家業としており(現在はワインのみ)、共同組合が盛んなこの地域において組合にブドウを持ち込んだことはなく、常にドメーヌ内で醸造まで行ってきました。
本格的に元詰めを始めたのは1970年代。ジャン・テヴネ氏は、ボーヌでワイン成分分析の学業を終え、61年に家業に入りました。現在は、息子のゴーティエ・テヴネ氏(左画像)が家業を継いでいます。

「数世紀にわたる伝統には間違いは少ない。伝統は学校では教えてくれない」-テブネ家には祖先が書き残したワイン造りの文献があり、彼らは伝統に忠実なワイン造りを続けています。「うちでは除草剤を使ったことはない。皆がそのよさに気付いて昔のやり方に戻っていることをずっとやっているだけ。もっとも馬がトラクターに変わったけれども」と、品質が向上すると判断すれば新しいものも取り入れていきます。25年前に空圧式プレス機も導入致しました。

フレッシュな酸味が特徴のACクレッセの中で、収穫は通常10月前半と遅め。これも昔からのこの地方の収穫期を踏襲しているため。補糖は基本的に行いません。年々早まる収穫期は人為的なものと考えています。即ち、土壌の酸度が低くなったため、収穫期を早くせざるを得ないのだと。化学肥料を撒いたことのないこのドメーヌの土壌は酸度が高いです。そのためシャルドネは、酸の低下を心配せずとも糖分が十分に上がり、過熟のポイントで収穫することが可能になります。こうして収穫されたブドウは貴腐となることもあり、シャルドネから甘口ワインも産出されています。マコン地域では90%が機械摘みで行われていますが、ここテヴネでは全て手摘みで収穫されます。発酵は自然に任せているため、マロラクティック発酵がアルコール発酵よりも先に終わることもあります。バトナージュはアルコール発酵期間が長期に及ぶため必要としません。容器は1/3が大樽。2/3がホウロウとステンレスタンク。「先代が使用していたから」大樽を所有しているだけで、樽も単に容器の一種として捉えています。冬はカーヴの扉を開けて酒石を沈殿させています。発酵後は澱引きをし、澱下げは必要な時のみ実施します。フィルターには珪藻土と膜を併用しています。         

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